百人一首

百人一首8:わが庵は都のたつみしかぞすむ 世をうぢ山と人はいふなり

// 『わが庵は都のたつみしかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり 喜撰法師』 ■喜撰法師(きせんほうし) (9世紀後半) 六歌仙の一人。 宇治山の僧という他は経歴不明。 口べただったようで、古今集の仮名序の中で紀貫之が 「宇治山の僧喜撰は言葉かすかにし…

百人一首4:『田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士のたかねに雪はふりつつ』。。。

// 百人一首4: 『田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士のたかねに雪はふりつつ 山部 赤人』 ■山部 赤人(やまべのあかひと) (生没年不明) 山部赤人は、奈良時代初期の歌人。 元明、元正、聖武天皇に仕えた。 官吏として天皇に従い、吉野や紀伊などを…

百人一首3:『あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む』。。。

// 百人一首3: 『あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む 柿本人麻呂』 ■柿本人麻呂 柿本人麻呂は、持統・文武両天皇に仕えた優れた宮廷歌人。 生没年は660年~720年頃と言われているが、 官位など詳細は伝わっていない。 人麻呂に…

百人一首2:『春過ぎて夏来にけらし白妙の。。。』

// 百人一首2: 『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香久山 持統天皇』 ■持統天皇(じとうてんのう) (645年~702年) 天智天皇の第2皇女で、 壬申の乱の時に夫の 大海人皇子(おおあまのみこ。後の天武天皇)を助た。 夫の死後、皇子・草壁…

百人一首1:『秋の田の仮庵の庵の苫をあらみ。。。』。。。

百人一首1: 『秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ わが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ 天智天皇』 ■天智天皇(てんじてんのう) (626年~671年) 舒明(じょめい)天皇の皇子で 即位前の名前は中大兄皇子。 藤原鎌足とともに蘇…